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11/21はキタシバ・ラボ プレラボ「こどもの貧困研究会Vol.4」です!

2013年 11月19日 17:15 (火)

リポートが遅くなりましたが、キタシバ・ラボ プレラボこどもの貧困研究会Vol.3のもようをお送りします。

ですが!Vol.4もせまっております。

日時:2013年11月21日 18時半~21時
場所:NICO plus(箕面市萱野2-11-4 芝樂1F)
参加費:500円

問い合わせ:072-720-6630(松村)

今回は、箕面市におけるこどもの貧困の定義を考えていきたいと思います。



10月17日、キタシバ・ラボ プレラボ「こどもの貧困研究会Vol.3」を開催しました。

今回は現場でこどもに関わっている近隣小学校、中学校、高校の先生や、北芝でこどもの居場所づくりをしているメンバー、保護者、まちづくりの研究をしている大学院生、ひきこもっていた若者、身近に貧困の問題を感じている人など多様な人たち20人が集いました。
会の途中から今回のゲスト、京都で活動する(特活)山科醍醐こどものひろばの理事長、村井琢哉さんをお迎えし、「こどもの貧困」についての考えを深めました。

「つながれないこどもたち」の中に、貧困な状態にあるこどもがたくさんいるのではないか。
そういった問題提起がなされた今回。

現代社会でははるかに誰かと「つながる」機会や機械が増えているにも関わらず、つながってもつながっても満たされない、人間関係をうまく築けないこともだち。その背景には、幼少期の家庭でのコミュニケーションの浅さ、が見えてきます。
こどもが幼い頃から、家庭が困窮している状態であるということは、働いている親が余裕を持って子育てをする状況ではありません。わが子のことを考えているにもかかわらず、働かなければならない、稼がなければならないという状況は、家庭でこどもに教育的に関わることを否が応でも少なくさせます。また、貧困の連鎖の渦中にある家庭では、そういった教育的な関わりを受けたことがない親であるがゆえに、こどもに対してどう家庭の中で関わっていいかわからなくさせています。

こどもたちは、そんな家庭の状況をどう捉えているか。まず貧困な状態を隠すことで、防衛していきます。
自分を語る言葉が「どうせ」や「自分なんか」といった表現になっていきます。
夢を持っていないのではなく、持てない状況であることを幼い頃から、なんとなく理解し、自ら選択肢の幅を狭めていきます。
その状態に対して、周囲で関わっている親を含めた大人が気づくことがなければ、進路選択を迫られる中学生になるまで、ほっておかれることになります。

そのようなこどもたちが、自身が貧困な状態であるかどうかを自覚することが必要なのではないかといった議論が起こりました。親自身も社会的な貧困な状態であるかどうかに気づくことで行動が変わってくる中で、こどもたち自身も、今自分が置かれている立場を自覚すること。「貧困」に対する正しい知識を持ち、どのような支援があり、自らの将来を考えていいのだと思えることが必要なのではないでしょうか。

箕面市は、所得格差が著しい都市です。中流層以上の家庭が多い中で、貧困な状態であるということを言い出せない家庭が多くあります。いつどこで生活に困る状態になるかわからないこの世の中で、今目の前にいる、となりにいるこどもたちが未来を展望できるようになるように、箕面市でのこどもの貧困の定義を次回は考えて行きたいと思います。(松村)

テーマ : まちづくり
ジャンル : 地域情報