こんにちは、さえです。
2月から集めてきたカンパが総額10万円となり、先日
パルシックへ送りました。
らいとぴあ21、芝樂各店舗にカンパ箱を設置し、
子どもたちもまーぶハローワークなどのイベントで集めてくれました。

毎月芝樂で開催しているわけわけチャリティマーケットでは、
古着を持ち帰る人にカンパを入れてもらうしくみになっています。
服を持ち帰らずに(むしろ持ってきてくれて)カンパだけしていってくれたかたもいらっしゃいました。


また、当日の出店者からも、出店料の半額をカンパしてもらっています。

送金したパルシックでは、今回の大地震をうけ発災翌日には現地調査に入っていたそうです。
もともと2015年から2019年にかけてトルコでの現地支援を行っており、
当時のネットワークを活かし、大手の支援が届きづらい小さなまちのニーズをひろいあげてきました。
震源地周辺や都市部から離れたまちでは物資が届きづらいため、
車で5時間かけて運んだり、日本の企業と協働して炊き出しを行ったりされています。
昨日オンラインで開かれた現地報告会によると、
フェーズは変わってきているが、復旧・復興はまだまだとのこと。
5月頭の数字で、テントでの生活をされている方が260万人。
大阪市の人口が約270万人ですから、とにかくこの規模の大きさに呆然としてしまいます。
被災地の一つ、マラティアという地方の話をうかがいました。
そこで暮らす人々の主な収入源は、アプリコットの栽培。
住居の前の農地に、まだか細い苗木が並ぶ写真を見せてくれました。
この農業を続けていかないと生活ができない。
しかし、その後ろに写る住居はかたむき、中には崩壊しているものも。
トルコ政府は、まちの中心から離れた各地にコンテナシティ(日本の仮設住宅)の建設を進めているそうですが、
そこでは農業はできません。
住む場所を確保できても、収入が途絶えてしまうため避難をあきらめ、
壊れた家の前にテントをはって生活している人がたくさんいるとのことでした。
例え人数分のコンテナが建てられたとしても、
マラティアの人たちのようにニーズにそぐわないサポートになる可能性もあります。
1棟80万円かかるコンテナを建て続けるよりも、
テントを改善する、コンテナシティではなく小規模ずつ農村にも建てるなど、
人々が復旧・復興を目指して動き始めようとするなかで、
その多様なニーズに応えていくはざまの支援の大切さを伝えてくださいました。
次回わけわけチャリティマーケットでも、
引き続きトルコ・シリアへのカンパ活動を継続します。
みなさまのおこしをお待ちしています。
わけわけチャリティマーケット2023年5月28日(日曜日)
11:00〜15:00
雨天中止