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「子ども・若者の貧困を考えるセミナー」のお知らせ

2018年 02月12日 17:52 (月)

続けて若者支援に関するトピックスを。

ひとつまえの記事でもご紹介した「箕面若者支援施策のありかた研究会」を、2016年度より当法人が主催して実施しています。
この研究会のなかから出てきた内容をもとに、セミナーを開催することとなりました。

テーマは「子ども・若者の貧困」です。

箕面で貧困というと、「いやいや、箕面ではないでしょ」と思う方が多いかもしれません。
ここでいう「貧困」は「お金がない」ということに限りません。

辞書で「貧困」を調べてみると、
1 貧しくて生活に困っていること
2 必要なもの、大切なものが欠けていること

と書いてあります。

当たり前に持っているひとからすると、当たり前すぎて気づかないことだったりしますが、
必要なもの、大切なもの、は物質的なものだけでないと思います。

多様な価値観に触れる機会とか、そのままの自分を受け止めてくれたという体験とか、
失敗してもまたチャレンジできる環境とか、自分の存在を認めてくれる仲間とか。

こういう経験が、「失敗しても次またがんばろう」とか、「大した偉業は成し遂げられなくても自分はこの社会で
存在してる意味はそれなりにあるよな」とか、自分の事を認めることにつながるのではないでしょうか。

そういう大切なものを持たずに生きてきた(あるいは失った)という子ども・若者は、
足元がぐらぐらした状態で、社会で生きていくことになっているような気がします。

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今回、講師でお招きするのは、横浜で若者支援に携わっておられるNPO法人パノラマの石井正宏さんです。
NPO法人パノラマが高校の図書館で実践している「ぴっかりカフェ」は、高校内居場所カフェの先進的な取り組みとして注目されています。

高校生に限らず、若者たちは困りごとや不安があっても、それを周囲の大人になかなか相談できなかったりします。
相談しづらい理由は「怒られそう」とか「どうせ理解してもらえない」とか、過去の経験からそう思っている場合もありますし、
そもそもあまり相談できる場所がいろいろある、ということを知りません。
その状態が続くと、自分の中で困りごとをずっと抱えている、気づいたら課題がどんどん深刻化していた・・ということにつながります。
そうなるまえに支援者が若者たちに出会いに行こう、というのが高校内居場所カフェの目的です。

「ぴっかりカフェ」の取組みがおもしろいのは、これに加えて、地域のひとたちとの出会いを大切にしている点です。
専門の支援員だけでなく、地域のいろんな大人がこのカフェにボランティアとして関わることで、若者たちが地域の多様な資源に出会う機会になっているようです。
たとえ家庭のなかで居場所がなかったり、生活の中で多様な価値観に触れる機会がなかったとしても、地域のひとたちと出会い関係性をつくることで、それを埋める可能性がうまれます。
また、いつかなにかで困った時に「たすけて」と言える関係性がうまれるかもしれません。
この地域との出会いを大切にしていることは、北芝での実践と共通するところです。

石井さんから、居場所カフェを通して見える現代の子ども若者の「貧困」課題についてお話していただきます。
後半は箕面で子ども・若者に関わる方たちに登壇いただき、立場や所属を越え、ともに地域で暮らす私たちに
なにができるのか考えていきたいと思います。



日時:2018年3月9日(金)午後6時30分から9時
会場:らいとぴあ21(箕面市立萱野中央人権文化センター)3階視聴覚室
お問合せ:072-722-7400(らいとぴあ21) 担当:尼野千絵、中村雄介
主催:暮らしづくりネットワーク北芝


事前のお申し込みは不要です。
たくさんのご参加お待ちしています。


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