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"居場所"があることの意味。

2015年 02月04日 18:30 (水)

2月に入りました。
暦の上では立春ということで、もうすぐ春が近づいてくるわけですが、季節的には一番寒い時期。
ついこの間も箕面で積雪するほどでしたね。

さて、北芝に来て4年目のさゆっぺからお送りする今日のブログは、"居場所"についてがテーマです。

北芝という地域の中には、いくつかの「誰でも来れる場」「誰かが来れる場」があります。
これは、物理的な場所としての意味合いで、たとえば、芝樂広場やNICO、らいとぴあ21、いこいの家、公園など、お店や施設など形態は様々な場があります。
そして、そのような場を活用して、芝樂市や樂駄屋、まちかどデイハウス、朝活けんこう倶楽部、おひさまルーム(子育て支援センター)など、誰でも来れたり、限られた対象者が来ることが出来る場があります。

北芝に来て感じたのは、何かをねらってつくられた場がある一方で、いつの間にか誰かのための場になっていることがあるなということです。
「誰でも来ていい場所」というのは、案外「誰が来てるんだろう」とか「行っていいんだろうか」と思ってしまうこともあって、ためらいが生まれることもあります。
なので、「何かをするための場所」とか「誰かのための場所」と決めたり打ち出すことが必要だったりもするのですが、それをしてしまうと、ある特定の人しか来れなくなってしまいます。

北芝の中にあるいろんな"場"は、この二つの側面のバランスを非常に微妙なところで保ちながら場作りが進められているように感じます。
これは、北芝の中で生活している人たちが居心地がよいものの追求と、北芝に外からやってくる人たちが増えてその人たちが居心地がよくなることの追求と、両者を考えているからなのでしょうか…。

そんな中2011年から、箕面の東部に開設した、「パーソナル・サポート・センターあおぞら」。
北芝での実践知が詰め込まれたこの「あおぞら」は、社会的居場所として、社会の中に踏み出すまでの力をためるための場所として、約3年半運営されてきました。
なかなか人とのつながりをつくることに困難さを抱えていた人たちが、家以外の場で、それぞれが過ごしたいように過ごしながら、少しずつその場に集った人たちと関わりをもち続けたことで、働いたり、ボランティア活動をしたりとそれぞれの社会参加の形を見つけていくことにつながっています。

家、学校、職場など、あらゆる人とのつながりや、場が、その人にとっての"居場所"となっていくと思いますが、それらが何らかの理由で断ち切られたり、居心地の悪い状態のままで過ごしている人たちがいます。

この社会の中で生きているすべての人々が居心地のいいただ一つの場をつくることは困難ですが、それぞれが居心地のいいと思えるような多様な場をつくっていくことは可能です。

今回、暮らしづくりネットワーク北芝では、社会の中に一歩踏み出すための力をためるための場「あおぞら」を、補助金や助成金に頼らず、運営していくことにチャレンジします。
社会の中に生きる、いろんな人たちが居場所と感じる場を多様につくっていくチャレンジの第一歩です。

今、「あおぞら」があることが生きるための力になっている人たちがいます。
そのような"居場所"があることの意味を日々問い続け、いっしょに考え発信し続けていきたいと思っています。

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