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2016年新年のごあいさつ。

2016年 01月01日 00:00 (金)

新年あけましておめでとうございます。
旧年中はこれまでにもましてわたしたちの活動にご参加、ご支援いただきありがとうございました。
 
私事で恐縮ですが昨年末たて続けにあった出版記念会や結婚披露宴のおかげで、卒業以来40年会う機会のなかった旧友と楽しく話ができました。そのなかの一人は坊主頭のせいでまったく旧友とは認識できなかったのですが、教師を辞めたのちある宗教教団の人権担当の局長として活動をしているとのこと。若いころ同じ思いで活動していたものが変わらぬ気持ちを抱いて持続していくことの大切さを再認識しました。

さて昨年は、一昨年のような派手な催しは無かったものの、地道にコツコツと多様な事業を推進してきました。
「自立と尊厳」を理念とした「生活困窮者自立支援法」が4月に施行され、この法律にもとづく各種事業を社会福祉協議会と協働で実施しています。2011年から始めたパーソナル・サポート・サービス(PS)モデル事業と生活困窮者自立支援モデル事業などで培ってきた経験・知識と豊富なネットワークを生かした事業展開となっています。

PS事業で若者の居場所として開設した「あおぞら」については、法律の施行に伴う事業の整理統合により補助金が廃止されましたが、クラウドファンディングなどの多様な機会を利用して広く寄附を募り、ここしばらくの家賃負担はできるようになりました。皆さまの多大なるご協力に改めて感謝申し上げます。
若者支援の担当スタッフを新たに配置し、粗大ごみの排出や重い家具の入れ替えなど高齢者世帯の生活支援で就労体験していく「何でもやったるデー」などの活動を始めています。

また、各方面からの視察やメディアからの取材も多く、「まーぶハローワーク」などが何度かテレビでも放映されました。韓国からの視察も続きましたが、遅れてスタートした韓国の取り組みや政策がある部分では、われわれよりずっと前のほうに行っていることに新鮮な驚きを覚えました。機会があれば今度はきちんと韓国のまちづくり、福祉などについて勉強したうえで、視察に行ってみたいと思っています。

新年度の予算案の編成が進んでいますが、厚生労働省の概算要求の際の基本方針として取りまとめられた「新たな時代に対応した福祉の提供ビジョン」に注目していきたいと思っています。このビジョンは、世帯単位で複数分野の課題を抱えるといった状況に対応し、全世代を対象とし分野横断的かつ包括的な相談・支援を実現しようとするもの。

この方向はここ数年来われわれの事業計画の基本方針で確認してきており、さらに欲張って厚労省のビジョンに加えて、子育て・教育・就労の流れをできるだけスムースなものにしていきたいと思っています。皆さまのご理解とご協力をいただきたいところであります。

本年もいつものように明るく楽しく活動をすすめていきたいと思っています。どうぞご支援よろしくお願いします。

NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝
代表理事 埋橋伸夫