02月 « 2015年03月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 04月

4月からのこと、3月中のこと

2015年 03月12日 16:33 (木)

こんにちは、代表理事の埋橋です。

にげて去ろうとしている三月ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。


□■4月~ 生活困窮者自立支援の本格実施

正月のご挨拶でもふれました生活困窮者自立支援法の運用が、全国各市町村でこの4月から始まります。

箕面市では、わたしどもの「暮らしづくり」と社会福祉協議会とが共同して事業を実施すべく準備を進めています。 
 
生活困窮者自立支援法は23の条文からなる法律で、例えば134条まである社会福祉法や全215条の介護保険法などの福祉関連法とくらべて非常にシンプルな法律です。

サービス対象者の定義についても、「『生活困窮者』とは、現に経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれのある者をいう」とだけされており、対象をはじめから狭くとらえて排除することがないように幅広くとらえられています。

この法律に基づく事業は、まずは自立相談支援事業において一人ひとりの状況に応じた自立に向けた支援計画の策定から始まり、そのあとは就労準備支援、家計相談支援や学習支援などが予定されています。

ここで注目されるべきは、これまでの行政の大前提であった「申請主義」がとられていないことです。

「申請主義」とは、サービスを利用する場合、申請手続きをしなければ利用できないという当然の原則のことで、しかしこのことからサービスがあること自体や申請手続きの仕方を知らなかったとかの事情のため、利用できる権利があるにもかかわらず利用できないという問題点も指摘されています。

そのため自立相談支援事業は、申請が出されてはじめて仕事をするということでなく、訪問支援(アウトリーチ)も含め早期の対応による課題発見→相談→支援という、相談者の立場にできる限り寄り添いながら本人の状況に応じた支援を進めていかなければならないわけです。
このように生活困窮者自立支援の事業はこれまでの福祉行政のあり方と様相を異にするものであり、厚生労働省の説明でも以下のようなことを重ねて強調しています。


ku_1.jpg



 私たち「暮らしづくりネットワーク北芝」は、5年前からこの生活困窮者自立支援法の前段・前身である「パーソナル・サポート事業」を内閣府から受託してきており、また法律施行を前にしたモデル事業も一昨年から実施してきています。こうした助走期間を経て十分なノウハウを蓄積したうえで4月からの本格実施を迎えるわけです。次は、この事業を受託するにあたって市に提出した事業提案の一部抜粋です。


ku_2.jpg




□■3月中 クラウドファンディング



以上のような事業が全国の自治体でも開始されていく一方で、国の補助金が廃止されていく状況にもあります。
スクラップ&ビルドということでしょう。

これまで国や府の補助金で運営してきた事業がたちゆかなくなってきているのが、パーソナル・サポート事業の一環として2011年に本市東部の粟生団地の空き店舗を借りておこなってきている「あおぞら」の運営です。

この「あおぞら」とは、さまざまな「生きづらさ」を抱え、家・学校・職場などの社会になじみにくい人たちが、次のステップに進むパワーを養うための、社会的居場所です。「あおぞら」は、国や大阪府の補助金等を受けて運営してきました。しかし今年度末でそれらの補助自体が終了となり、独自で運営資金を確保できなければ、 2015年3月末を持って閉鎖せざるを得ない状況です。

s6.jpg


家賃と光熱水費だけで200万円が必要でその一部を皆さんの寄附でまかなっていきたいと思っています。
皆さまの暖かいご支援で「あおぞら」を存続させるお手伝いをしていただけないでしょうか。
われわれのスタッフが回れる範囲ではじかに説明していますが、それだけでは不十分なためインターネットを利用して寄附をお願いしています。

https://readyfor.jp/projects/aozora  

インターネットを介して不特定多数の個人から資金(支援金)を集めるサービスを「クラウドファンディング」と言い、新しい資金調達の手段として注目されており、世界中で500以上のクラウドファンディングサービスが存在しているそうです。
良さそうなシステムですが、ただ問題は当初に設定した目標金額に達しなかった場合は、それまでに集めた寄附の約束はなかったことになってしまうことです。

昨年の7月に、脳科学者の茂木健一郎さんと社会活動家の湯浅誠さんの対談講演会を開催した際に、お二人にこの「あおぞら」の活動を実際に見てもらいました。茂木さんはその場でご自身のツイッターで写真とともに「あおぞら」の意義について発信していただきました。湯浅さんは最近またブログで取り上げてもらっています。

http://ysmk.org/1BQGcTK

この3月末までの目標金額は1,000,000円で3月16日現在までの達成金額は779,000円です。
選挙の呼び声ではありませんが「最後のお願い」です、あと約22万円のご寄附を。




nb_3.jpg