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キタシバ・ラボ こどもの貧困研究会Vol.6を開催しました。

2014年 01月22日 18:12 (水)

6回目の開催となった、キタシバ・ラボ こどもの貧困研究会。
前回のリポートは年の瀬の忙しさによってサボタージュ。。今回ははりきってリポートします!

今回も出入り自由な雰囲気でゆるゆると集まった人たちで始めていきました。
今回は「社会的に孤立しているとは?」をテーマに、こどもの貧困を切り込んでいきました。

2014011701.jpg

まず、「社会的に孤立している」という言葉からイメージされるものを出し合っていきました。
・独居高齢者
・無縁社会
・つながりがもてない
・どこの社会にも属しにくい
・情報が届かない状態
・大多数側に所属できない
・社会的に弱者であることに気づいていない
・支援の対象になることもわからない
・困り感はあるけども、自分を助けてくれるサービスがあることも知らない

では、「社会的に孤立していない」とは?
・あなたのその状況変やで、ここ(支援先)行き!と言ってくれる人がある
・誰かが見てくれている

また、社会的に孤立していることと、個人が「孤独である」と思うことは、イコールではないけども、孤独であることは、孤立に結びつくことはあるという実態が明らかにされました。

それぞれテーマに関する意見や考えを出したあと、テーマについて、こどもに焦点をあてていきました。

義務教育年代のこどもたちに関しては、小・中学校が把握をし、孤立している子どもはいないはず。
しかし、最近メディアを賑わしている「居所不明児童」の存在があるように、誰にも存在を知られていない子どもが、義務教育年代の子どもたちの中にいないわけではありません。
未就学年齢の子どもたちや、中学卒業以降の子どもたちも、誰かが把握しなければならない状態ではありません。
そういった、見えやすい・わかりやすい孤立もあれば、いじめ、虐待、DVなど傍からは見えにくい孤立状態もあります。
そういった「見えにくさ」を生んでいるのが、「家族が孤立している状態」であり、それが子どもを社会的に孤立した状態にさせているのではないかと、話は進んでいきました。

家族と言う小さな社会の閉鎖性に切り込むことは、とても難しい問題です。
貧困の連鎖の連続性は、家族にあるのではないか。

たとえば、そういった家族から「抜け出す」選択肢をとった子どもは、貧困の連鎖からも脱することができています。
ただ、孤立している状態の家族では、自分だけが孤立する状態を回避する傾向があるのではないか、との指摘に頷くものがありました。
これは、学校のクラス社会の中で起こるいじめの構造=自分がいじめられる(孤立する)ことを回避するために、加害者、傍観者の位置になる、という状態と同じです。


「社会的に」という言葉自体が、実はとてもあいまいであり、どの立場から「孤立」を見るのかで状態像が変わってくることも確認されました。
安易に使ってしまう言葉ですが、どの立場で、誰が孤立している状態をみるのか、考えて使わなければならないと感じました。

次回は、貧困状態にあるこどもの事例をもとに、こどもの貧困がどのような状態像であらわれ、どのようなアプローチが必要か考えていく場をもちます。

日時:2014年2月20日(木)18時半~21時
場所:NICO plus(箕面市萱野2-11-4 芝樂2F)
参加費:500円(場所代、軽食費として)
問い合わせ:暮らしづくりネットワーク北芝(担当:松村)072-720-6630

テーマ : まちづくり
ジャンル : 地域情報