08月 « 2013年09月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  » 10月

プレラボ「子どもの貧困研究会vol.2」を開催しました。

2013年 09月30日 18:31 (月)

1380533075517.jpg


キタシバ・ラボ プレラボ「子どもの貧困研究会vol.2」を2013年9月19日(木)18時半~開催しました。

近隣中学校、高校の先生や、私立大学の先生、保護者、まちづくりの研究をしている大学院生、ひきこもっていた若者、など多様な人たち14人が集い、カレーライスを食べながら、子どもの貧困に関して語り合いました。
今回は、「子どもの貧困白書」からまずデータで子どもの貧困を見るところから始まりました。様々な角度から子どもの貧困を見ていった中で、「進路」「奨学金」といったテーマが中心になって、集った人たちの各現場で起こっていることが話されました。

私大では、奨学金を借りて入学してくるけども、卒業する見込みがなく、卒業できずにやめていく学生が多くいるとの現状が話されました。昔は夢のようだった奨学金も、いまや借金でしかないという捉え方になっています。

日本ではほぼ貸与の形である奨学金ですが、海外の多くの国では給付の形をとられています。また、高校や高等教育機関(専門学校や大学)も無償である国が多い中、日本や韓国は高い学費を納めなければなりません。

進路の話では、高校に行けないかもしれないと感じている子どもが増えている実感があると中学校の先生が語られました。多くの子どもたちはやりたいことがあったり、「行きたい!」と思っていく高校ですが、貧困な状態の子どもたちは、みんな行くのが当たり前、という価値観の中で、なんとなく高校に行ってやめてしまう状態があるのだといいます。

大阪では、高校の受験制度が変わり、学校も定員割れが続くと統廃合されるという状況に置かれています。公立学校の中では、倍率が数倍になるところもあれば、定員割れするところもあり、二極化が進んでいます。しんどい状況の子どもほど、下位の学校に進まざるを得なくなり、やめていきます。

高い税金を納めても、教育費として返ってこない日本。このままでは経済的格差からますます教育格差が生まれてくることになりかねません。

■□■□■□■□

「今出会う子らは『スカスカ』な状態で生きてきている」、という高校の先生の言葉が印象に残りました。お金もそんなにない、愛情もそんなにかけてもらっていない、自信もそんなにない…心にたくさんの穴が開いた状態の子どもたちに、学校や地域が一生懸命穴を埋めようとしていることがわかった一方で、その穴が開く状態になっている家庭を支えたり、社会を変えていくことができるのか、次回探っていきたいと感じました。(松)

1380533081291.jpg
21時で終わってからも、小さなグループになってそれぞれ話し込まれていました。

次回は、10月17日(木)18:30~おこないます!
いろんな現場で「子どもの貧困」に関わられている方のご参加お待ちしています!

テーマ : まちづくり
ジャンル : 地域情報