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九州北部豪雨災害 発災からもうすぐ2ヶ月

2017年 09月01日 18:33 (金)

こんにちは、さえです。
少し涼しくなりましたね。

暑かったこの夏、北芝では被災地支援の動きがありました。
7月以降定期的に、豪雨の被害が大きかった朝倉市へ交代で支援活動に入っています。

最初の行動は7月17日。
急遽の呼びかけにもかかわらずたくさん届けていただいた支援金・タオルをもって、朝倉市へ。
熊本での活動でつながった「よか隊ネット」を通じて、支援団体どうしが情報共有する会議に出席。
行政のサービスがとどきづらい世帯(おもに、避難所にいけず、自宅で被災しながらも生活を続けている「在宅被災者」と言われる人たち)への「すきまの支援」が必要と考え、訪問調査を進めることになりました。

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北芝の若者たちもお宅の復旧作業を手伝いました。

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太鼓でも交流のあった、筑後の上北島支部の会館で食事・宿泊のお世話になりました。
食欲旺盛な若者たち、お腹いっぱい食べさせていただきました。ありがとうございます。

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北芝にもどり、調査に必要な資料などの準備をみんなでしました。
スタッフや、いこいの家のおばちゃんたちやらいとぴあに関わってくれている人にも作業してもらいました。

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8月4日〜21日までを第一次行動の期間として、再び現地入りしました。一軒一軒のお宅を訪問して、被災の状況や、困っていることなどを聞きとり、行政に伝える、という活動をしました。

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調査の活動主体はYNFというよか隊ネット事務局長がたちあげた任意団体です。調査員としての現場の動きと、YNFの事務局サポートとしても、北芝のメンバーが現地にこだわらず遠隔でできることもふくめ、継続的に活動を続けていく必要があると考えています。

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9月も、週末だけの活動に移行して、引き続き調査を続けていく予定です。同じ地域、お隣どうしでも、実際に話を聞いてみるとひとりひとり違う困りごとに出会います。
今回の豪雨水害、いつ箕面でおこっておかしくないと、現地で実感しました。


聞き取り調査のボランティア募集しています。
お気軽にお問い合わせください。

暮らしづくりネットワーク北芝 事務局 072-722-6630


YNFのFacebookページでも活動の様子がごらんいただけます。
https://www.facebook.com/YNF-807975562709341/?fref=ts

第1回であい・つながり・元気!熊本ワークショップ開催しました。

2017年 05月23日 22:00 (火)

昨年4月に起こった熊本地震。
その後すぐに支援物資を持って現地入りした中でつながった「にしはらたんぽぽハウス」。
生活困窮者支援のつながりから関わりが始まった「よか隊ネット」。

現在この2つの拠点・組織との縁を保ち続けながら、箕面の中でできることとして「熊本おうえんネットワーク」の活動を箕面市内の関連団体とおこなったり、現地入りし活動のお手伝いをしたり、中間支援活動を実施しています。

今回、よか隊ネット加盟団体向けに、パルシステム生活協同組合連合会のファンドから助成金が出され、助成を受けた団体に対して、今後の活動継続に向けた基盤強化をおこなうセミナーを暮らしづくりネットワーク北芝が実施することになりました。

その第1回目を5月21日(日曜日)、22日(月曜日)に実施。なるべく団体の中でも複数の方に受講してもらえるよう2日間とも同じ内容のセミナーをおこない、総勢40名弱の方の参加がありました。
今回は、「活動大解剖!」と題して、それぞれの団体が「なぜ」「だれのために」「どのように」活動しているのか、参加している他の団体の方々から、質問をされ続けるワークをメインに実施。

まずはじめに、北芝のことを軽く説明。なぜ今回このようなセミナーを実施するのか。地域住民の運動と活動がベースであったことから、現在の事業拡大の経過をお話しました。


メインのワークは相談ケースのアセスメントをおこなうための事例検討の手法「野中式」を参考にして、一問一答で各団体の方に短い質問と短い答えを返すことを30分間繰り返し続けました。

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<「何人で活動していますか?」「資金源は?」「活動している中で一番良かったと思うことは?」など、1団体あたり40〜50個ほどの質問が!>

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<質問をされ続けたあとは、活動整理フォーマットに落とし込み>

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<このワークの前後におこなった1分間の活動紹介は、見違えるように変わった団体さんもいました>

このワークのねらいは、自分たちの活動をどのように捉えているか、どこまで理解しているか、浮き彫りにするというもの。わからなかったり、知らないことがあってもよくて、メンバー間でのズレがあってもよくて、まずそのような状態をまずさらけ出すことです。
また、質問する側にとっても、自分の団体の場合はどうなのかを考える機会にもなります。
やはり、活動をコアで担っている方の質問は、活動の根幹に関する質問をされることが多かったなという印象でした。

最後は、「資源マップ」をつくるワーク。
「こんな人と知り合いです!つながっています」というヒト
「こんな物を持っています!」というモノ
「こんなことができます!」というコト
3つを個人個人に出し合い、その場に集った人たちの中で可視化していきました。

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<出てきた資源たちをつなげたり、「それいいね!」と言い合ったり>

一人の人ができることは限られています。
団体の仲間の中だけでできることも限界があります。

そういうときに、「ちょっと教えて」「ちょっと手伝って!」と言えるかどうか。
周囲にいる人たちがどんなことができて、どんなものを持っているのか、どんなつながりがあるのかを知っているかどうかで、声をかける最初のハードルが下がりますよね。
「協働」って実はこういう「ちょっとお願い!」というところから始まるんじゃないかと思います。

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<22日には、会場のよか隊ネット事務所に水ペットボトルが100ケース近く届くという出来事もあり、いいアイスブレイクにもなりました>

次回は7月。
参加された団体のみなさんからの要望も聞きながら、セミナーを組み立てたいなと思います。


ちなみに、セミナーの2日前から熊本入りして、たんぽぽハウスのラーメンデーをがっつりお手伝いしたり、新しい拠点である「ふわり」のウッドデッキのペンキ塗りをしたり、益城町の「お茶の富澤」さんでお茶詰め作業をしたり、Noroshi西原のプロジェクトで西原村の仮設住宅にひまわりを植えるお手伝いをしたりもしましたよ。
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(松村)

熊本にまなぶ 防災につよいまち

2017年 01月06日 11:16 (金)

こんにちは、さえです。
年末年始、食べすぎてお腹こわしてませんか?
私はこわしました。はい。

あっという間に冬休みは終わってしまい、すっかりいつもどおりの仕事場です。
2017年も、どうぞよろしくお願いします。


北芝では熊本地震の支援活動を続けています。
昨年11月〜12月の1ヶ月間、現地熊本で活動する団体のプロジェクトのお手伝いで、
クラウドファンディング(インターネットでの寄附集め)にチャレンジしました。
(クラウドファンディングサイト https://faavo.jp/osaka/project/1703 )
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
無事に資金を集めることができて、
先日その団体が主催する仮設団地でのクリスマスイベントに、北芝から数名で参加してきました。

イベントの一角で、支援してくださった方々へのお礼品として、
こどもたちと一緒に缶バッチづくりをしました。

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雨がちらつく寒空のもと、かじかむ手をさすりながら、でもこどもたちの無邪気な笑い声に囲まれて、
とっても素敵な缶バッチができました。

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満を持してサンタも登場!
むらがるこどもたち、「え、ほんまにほしいもの言っていいの??」最初は半信半疑でしたが、
サンタさんに「いいよ」と言われて「よっっっしゃーーっっ!」とおたけびが。
本当にうれしそうな笑顔を見ることができました。

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プレゼントを渡すのは1月下旬になりそうとのこと。
その様子もまた報告します。



すっかり報道もされなくなった熊本のこと、
現地に行くと、そのギャップを痛感します。

この熊本地震の特徴とも言われている「車中泊」。
いまだに、車で寝泊まりしている人はいるそうです。

「避難所には行けない。」

一口にそう言っても、その理由は人の数だけあると言っても過言ではありません。
リスクを承知で集団から離れざるを得ない理由がある人たちがいます。

そんななか、テントを、車を、あなたが自分で選んだのでしょうと捉えられ、
支援が届いていない人がたくさんいます。

「行かない」のではなくて「行けない」ことに、どれだけよりそえるか・・・
現地を訪れるたびに、北芝ではどうか、箕面では、、考えることがたくさんあります。

北芝では、住民さんと防災ワークショップを何度か開いています。
地震がおきたらどこに逃げる?誰に助けを求める??避難所で過ごせる・・?
不安なことやこうしたらいいかも、というアイディアを話し合いながら、
避難訓練や避難所を想定したデモンストレーションを体験してみるなど、
いざというときに備えて、「地域防災」のいろんなアイディアが出ています。

・・・2016年12月、つい先日のことですが、
熊本での車中泊の実態を見て来たメンバーが、この「避難生活」に着目し、ある企画を実行しました。

ゴランナーレの企画運営委員会からのつぶやきで、
ちらちらと発信もしてきた「芝樂広場でテント泊」。
実はこの企画には、そんな防災の観点があったのでした。

テントでの生活。
環境によっては快適かもしれないし、想像以上に過酷なことかもしれない、
それはやってみないとわからない。
そんな男性5人が集まり一晩芝樂広場で過ごした様子を報告します。

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とても風の強い日で、気温も低く、当初予定していた1人1テントは撤回し、
男5人が身を寄せあい、1つのテントで眠りについたそうです。

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↓以下感想です。

・寒い。電気もガスも無い状況の中で、テントの中で熱をどう生むか。
・暗い。街灯が無い中で、慣れてない人でテントを建てるのは難しい。
・寝泊りするだけならテントでもなんとか大丈夫だけど、
 数日間過ごすとなるとスペース的にかなりストレス。
・場所問題。
 避難所に行けない人は周囲に気を使っていたり、プライバシーが必要、という人も多いけど、
 テントを建てられる場所が限られているので、結局人が集中することになる。

夜のうちは快適だったけど、早朝は寝ていられないぐらい地面が冷たくて、
朝の4時には全員起きていたそうです。
翌朝の顔色は、みんなとても悪かったです。


熊本での学びを活かして、いろんな想定で何度もやってみる、ということが大事だと思います。
ぜひ一緒に、というかた、いつでもご連絡お待ちしております!






北芝から熊本へ⑥

2016年 06月04日 12:00 (土)

こんにちは。さゆっぺです。

2016年5月中旬から、熊本の現地で困窮者支援や子ども支援、高齢者支援等をしている団体をネットワーク組織化した「こころをつなぐ よか隊ネット」の事務局サポートで職員を派遣しています。

よか隊ネットの活動理念として、
・最も小さくされた人々に偏った支援を行う
・できないことはあやまる
・震災前から実施されていた参加団体の活動を基本としつつ活動する
この3つを掲げながら、参加団体それぞれがこれまで対象としていた人たち+被災者に向けた活動を展開しているのと、よか隊ネット事務局が主導して、現在もまだ数多くいる車中避難者への調査、巡回相談、自宅避難者が多くいる地域へのサポートなどをおこなっています。

私も5月下旬にかけての10日間ほど、事務局のサポートとして現地入りしていましたが、以下のような点でまだまだ現地は困難な状況が続いていると感じています。

<避難所に行けず車中泊・テント泊を続ける人たち>
避難所に行けない理由も様々で、
・家族に乳幼児や障がいがあったり、認知症高齢者がいて、避難所で過ごせない
・度重なる余震への恐怖感で夜家や建物の中で寝ることができない
なかでも、家は無事だったり、一部損壊だけれども、宅地自体が住めない状況の人などもいて、避難の状況が複雑化していると感じています。

車中泊やテント泊を続ける人たちが公園にいて、その周りには遊びに来た市民がいて、と不思議な光景が広がっている中で、現地では炊き出しの活動がなされていたりもします。
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(キッチンカーを使っての炊き出し風景。)

<震源に近い地域とその周辺での被災格差>
基本熊本市内にある事務所での作業が大半を占めていたのですが、益城町や車中泊者への夜間巡回へも同行する中で出会った方々にいろんなお話を聞かせてもらいました。
その中で出てくるのが「被災格差」という言葉。
これは、3.11以後の東北でも似たようなことも感じたのですが、ライフライン等が整って日常を取り戻したかのような市街地と、被害が大きく、未だに水もでないような地域の差が車でものの15分~20分の距離であり、困難さの質がまったく違っていることです。

避難の状況としても、
・家がつぶれてしまって致し方なく、避難所や自宅のそばで車やテントで生活しているという状況
・家は無事だけども、余震での精神的な不安が大きく車中泊、テント泊をしている

どちらも被災しているには変わりないのですが、被害が大きかった地域のやりきれなさや「なぜ自分のところだけ」という思いや「家があるんだからいいじゃないか」とか、「被災しているのはこちらなのに!」という思いなどが渦巻いているように感じました。

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(自宅脇にテントを張り生活している様子)

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(新築の家が並んでいたところ。地表に亀裂が入っている)

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(被害の大きな益城町島田地区にて。)

これから仮設住宅への移行が進んでくる中で、
生きていく中での困難さ(元々地域の中で孤立していたり、障がいがあったり、高齢夫婦であったり等々)を抱えている人たちに十分な支援がおこなわれていくことが難しいこともあります。
避難所を出ていく力をもたない人が最後まで残されることは東北の経験からしても十分ありえます。

ましてや今回は避難所にいる人たちだけでなく、車中泊をしていたり、自宅避難者と呼ばれる人たちもいます。
また、みなし仮設住宅の数の方が多く、被災した人たちがどこにいるのかぱっと見わからない状態となり、隣に引っ越してきた人が被災者であることもありえます。

3.11以降の東北とまた違った課題が出てくる可能性が高い熊本地震の今後。
現地にいる人たちが、現地の人たちを支えて、コミュニティを再形成していくお手伝いをしていくことは、これまで北芝の中で培われてきたノウハウを伝えていくことにもつながり、また今後起こりうる箕面での災害対応へのノウハウ蓄積につながると感じました。

6月の半ばまで、職員が順番に事務局へのサポートに入っていますので、また随時レポートしていきたいと思います。

熊本おうえん有志の会 報告会&ワークショップ

2016年 05月24日 14:47 (火)

熊本地震から一ヶ月があっという間にすぎました。

今も、北芝から現地のサポートに数名出入りしている状態です。

この間の現地訪問を経て、北芝はどんな関わり方ができるか、
現地に向かう以外にもできることがないか・・・
行ったメンバーを囲んで話す場を数回もち、
今回の報告会&ワークショップを企画しました。

現地でともに活動した 市民活動フォーラムみのお、箕面ユネスコ協会、
そして同じくいち早く現地入りをしていた箕面市社会福祉協議会と一緒に、
この箕面からできることを、誰もがフラットな関係で話し合える場になればいいなという思いがあります。


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5月31日(火)18:30〜 @みのお市民活動センター
〜箕面でできること みんなで考えませんか〜


--以下チラシ掲載文--

[熊本おうえん有志の会]・・・
 (特活)市民活動フォーラムみのお
 箕面ユネスコ協会
 (特活)暮らしづくりネットワーク北芝
 (福)箕面市社会福祉協議会
 (現在市内の他の団体・個人にも、参加の呼びかけをしています。)

熊本地震発生後、いち早く箕面から現地へ向かったメンバーでこの会をつくりました。
現地の情報もあまりない中でしたが、実際に被災地に行くことで少しずつ、
「何ができるか」ということが見えてきました。

メディアには報道されない実態や、
支援の届いていない地域が人知れずあるということ。
その深刻さを体感し、狭間で苦しむ人へのサポートの必要性と
日頃の支え合いの関係がいかに大切かを実感しています。

地震から1ヶ月が過ぎた今、
「箕面で暮らすみなさんと一緒に考えること」が、
これまで地域をベースに活動してきた私たちだからこそ
できることではないかと考え、今回の報告会を企画しました。

現地で活動した団体の報告を受け、所属や日常にしばられず、
一市民として、箕面でまた被災地で私たちができることについて
自由にアイデアを出し合いませんか?

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みなさんのお越しをおまちしています!